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カストロールの歴史 |
カストロールという名前は、キャスターオイル(Castor Oil)、つまりヒマシ油から作られた造語です。 この会社は、主に鉄道用潤滑油を販売していましたが、1906年、航空機ようなどの高性能エンジンオイルの分野に進出すると同時に、エンジンオイルの商品名をキャスターオイルにちなみカストロールと命名しました。 カストロールが日本で本格的にビジネスを開始したのは、今から約30年前の1971年です。 |
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グローバルサポート |
カストロールの社員数は、世界中で10,000人を超えます。我々は、世界各地の工場で製品を製造し、60を超える現時法人、そして100を超えるディストリビューターのネットワークを持っており、それぞれの国や地域に合った製品、またお客様のニーズを満たす製品の開発、ご提供をしています。 |
成功へのカギ |
テクノロジー 勝利 情熱 優れた商品 |
オイルグレード |
エンジンオイルがその本来の機能を発揮するためには、エンジン稼動中の高温の中でも「粘度」が確保される必要があります。粘度というのは、オイルの硬さや軟らかさを表すものです。5W-30という表示のオイルは四季を通じて使えるマルチグレードオイルで、Wの付く数字はWinter(冬)を意味し、どれだけ低い温度でエンジンが快調にかかるかを表しています。またWの付く数字が小さいほど、より低温でのエンジンの始動が可能になります。 |
| 後ろの方の30という番号は、高温での使用時、100℃での粘度を表したものです。一般的に、粘度の高いオイルは厚い油膜ができるので、保護性能に優れ、シリンダーとピストンの密封性もアップします。また油膜のクッション効果から静粛性も高くなります。その反面、粘りによる抵抗は高くなります。一方低粘度オイルは、さらさらと流れやすいので、低温から高い潤滑性を得られるし、抵抗が低いため燃費やパワーアップが期待できます。 | |
オイルの種類と性能 |
エンジンオイルには、ベースオイルの違いにより、「全合成油」「部分合成油」「鉱物油」の3種類があります。 全合成油 潤滑油にふさわしい性質を持たせるため、化学的に合成されたベースオイルを使用しています。 低温下から高温下まで、常に安定した高い性能を発揮するのが特長です。 反面コスト高であり、添加剤の配合にも高い技術が必要とされています。 部分合成油 ,鉱物油に化学合成油を配合し、性能とコストのバランスがとれたオイルです。 鉱物油 ベーシックに原油を蒸留した重質油を精製して作られ、コストも抑えられたベースオイルを使用しています。 エンジンオイルに必要な基本的な性能を持っていますが、熱に対してはあまり強くなく酸化しやすく温度に対する粘度変化も大きくなります。 全合成油と鉱物油の比較 化学合成ベースオイルと鉱物ベースオイルとは本質的な性能差がありますので、仮に鉱物油を合成油の半分の期間でオイル交換したとしても同じ性能は得られません。ベースオイルの性能は製品の性能に非常に大きな影響を与えます。 |
オイルの規格 |
高性能を発揮する!最新・最高級グレードオイル SM規格のエンジンオイルで快適、安心ドライブ!! SM規格はアメリカ石油協会(API)が定めるガソリンエンジン用オイルの最新・最高級グレードです。 API(アメリカ石油協会)が、今日、そして将来のエンジンに対して、より高い性能・品質のエンジンオイルの供給を目的に設定した最新・最高級グレード、それがAPI SMです。これまでのAPI SLと比較すると、エンジン試験、ベンチ試験ともに大幅に変更されており、その審査基準は、さらに厳しい水準へと引き上げられています。 API新規格「SM」の主要なアップグレードのポイントは、「SL」規格に比べ、「省燃費性能のより一層の強化」、「より長期的に渡りエンジン保護性能を発揮する」という点です。カストロールでは、API SMの審査基準をクリアーした高品質・高性能エンジンオイルをお届けしています。お車に最適なオイルをお選びいただき、快適なドライブをお楽しみください。 SM規格がSL規格より、特に優れているところは・・・ ●より高い省燃費性能とその持続性 ●環境にやさしくするためリンや硫黄分を低減 ●エンジン保護性能の持続性 エンジンオイルに必要な5つの動きに優れています 1. 潤滑作用/金属と金属の接触部分の摩耗や摩擦を減らす。 2. 密封作用/シリンダーとピストンリングのすき間を密封して圧力が逃げるのを防ぐ 3. 冷却作用/エンジン内部の熱を発散し、冷却する 4. 清浄作用/エンジン内部をきれいに保つ 5. 防錆作用/エンジン内部をサビや腐食から守る |